電気化学 (基礎化学コース)フルブックオンライン無料
電気化学 (基礎化学コース) 単行本 – 2001/5/1
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講義用 電気化学は、電子のやりとりを伴うさまざまな化学現象を解き明かし、成果を暮らしに役立てる学問である。その電気化学が「わかりにくい」という声をよく耳にする。それは最近まで中学・高校で電気化学の誤ったイメージで教えられてきたことにも関係がある。このテキストでは、まず電気化学の基礎理論として、電気と化学をつなぐ２つの因子「エネルギー」と「粒子運動」を高校レベルの数学・物理によって解き明かす。さらに電極−電解液界面という特異な場を舞台として進む化学現象での原子・分子のふるまいを捉えることで、電気化学で何がわかるか、を理解する。さらに、電池や光合成といった電気化学の応用分野にも目を向ける。各章の末尾には「演習問題」を設けたほか、関連する内容のコラムも、誤解を解き理解を進める一助となろう。 大学や高専の教科書として書かれているが、電気化学（物理化学）教育に残る高校−大学間の大きなギャップを埋めるため、高校の先生方にぜひともお読みいただき、授業に役立てていただきたい１冊である。 ; 中学高校で習う酸化還元、電池、電気分解など、ウソのイメージで教えられてきた電気化学を本当の基礎から解説したテキスト。電気化学の基礎理論から、応用分野と暮らしのかかわりについてまでわかりやすくまとめる。
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